京都大学公共政策大学院同窓会「鴻鵠会」

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第2回総会の開催について

 初夏の風も爽やかな頃となりましたが、修了生の皆様におかれましては益々御清祥のこととお慶び申し上げます。

 さて、一期修了生の皆様には今回初めて、また二期修了生の皆様には学位授与式の際にお願いしているところですが、本日は京都大学公共政策大学院同窓会「鴻鵠会」へ加入いただきたく、お願いのお手紙をお送りした次第です(既に入会済みの方におかれましては、行き違いですので御容赦ください)。

 この同窓会は昨年修了生有志が発起し、大石院長をはじめ大学院の先生方及び事務掛の皆さんの御協力をいただきながら、この1月に発足することができました。確かに設立間もない会ですので、今はまだ特別なことは何もできません。しかしながら、誇り高き京都大学公共政策大学院を巣立っていった皆様ひとりひとりが少しずつ力を出し合うことによって、いつかここに大きな、そして力強いネットワークが生まれてくるものと思っています。さらにその力が、皆様にはもちろんのこと、愛すべき学び舎、そしてここに学ぶ後輩たちのためにも役に立つ日が来るものと信じています。

 ところで先日、初代大学院長の小野先生より、この会に「鴻鵠会」(こうこくかい)というすばらしい名称をいただきましたので、ここに御報告いたします。先生によりますと、この語源は『史記』にある「燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや」とのことですが、「小さな鳥にどうして大きな鳥の考えていることがわかるだろうかの意味で、周囲の喧噪とは無縁の、小人ではなく大人になってほしいという希望をこめました」と命名の御趣旨について説明をいただいております。小野先生のこのお気持ちにこたえるべく、会としましても単なる親睦会に終わることなく、社会に対しても何らかの貢献ができるようなネットワークをめざし、その最初の一歩を踏み出すことにしたいと思います。皆様の御協力、よろしくお願いいたします。

 また、1期及び2期修了生がそろったところでの初めての総会を、別紙のとおり開催いたします。御多忙の折とは存じますが、万障繰り合わせのうえ御参加いただきますよう重ねてお願い申し上げます。

 おわりに、皆様の今後の御発展と御健勝を心よりお祈り申し上げます。

2009年5月23日
京都大学公共政策大学院同窓会「鴻鵠会」
会長 手 嶋 隆 行